瞑想を覚醒させられる条件とは
瞑想にはコツがあります
しかしうまくやるためのコツを考えてしまうと、それは瞑想がうまくいかない原因になってしまうことを知っておいてください
瞑想が覚醒していくには、自分が観照者である必要があります
決して自分で自分を瞑想覚醒状態に追い込んでいくことではありません
ただあるがままを受け入れてください
そして現在の自分の状況をぼんやり集中した状態で感じてください
呼吸法の重要性とそのコツ
その間は呼吸法をやるのがいいでしょう
呼吸法にも意味を求めては駄目です
呼吸法は瞑想を深くしていく非常に重要な行為ですが、普段意識して呼吸をしていないように、呼吸法においても、過度な期待と意識を持たせては駄目です
普通の呼吸法よりは、深く吸って、数より長めに吐くことを心がけてください
呼吸一つで瞑想がうまくいくのかの未来がわかる
瞑想が上手く行っている時は、呼吸法の質でわかります。
そして、自分の精神状態も、あるがままに受け入れられています
慌てていませんし、ただ感じて、観照できます
瞑想が覚醒していく状態
そうすると、たかが瞑想、たかが呼吸法なのに、エネルギーが上昇して自分の中に渦巻いてくるのがわかるようになります
しかし、エネルギーが上昇してすごさを感じつつも、あなたは逆にもっと静寂の中に浸れます
うまくいくと、自分自身の肉体も消失した体感に陥ったりします(けっして期待しないように)
世界も静かに感じます
深い静かな空間の中から、この世界すべてを、宇宙すべてをひたすら観照してください
その中でも、静かながら非常にダイナミックなエネルギーも感じているはずです
(岩波先生の覚醒瞑想を受けた人ならば実感できていると思います)
ただし、そこで更に自分で深めてやろうと思わないことです
観照者としてだけでいいです
浸ること、感じることだけです
何もせずに、観照者として存在するだけの簡単な仕事です
ただ自分自身とともにあればいい
自分は自分であるように、あるがままに存在するように
自分の中に起こっている神秘的な奇跡的な体験を静かに慌てず鑑賞するだけ
観照者として徹する、他には何もいらない
これが瞑想を深めるコツであり、瞑想から最大限の効果を得るためのコツです
瞑想中何を考えるかというと、考えてもいいですし、考えないようにしようとしても考えてしまうのが人間なので、とにかく観照者であることは外さないでください
観照を続けられた人に瞑想の覚醒がいきなり訪れます
でも、そうだとしても、それすら観照を続けてください
変に理性を使ったり、よく見てやろうと身を乗り出すこともありません
もちろん恐怖感を感じる必要もありません
瞑想のコツ、というかエッセンスをここから感じ取ってくだされば幸いです
流れに乗るだけでいい、もっと簡単に瞑想の解釈を変えると、逆にもっとうまくいきます
観照者として頑張ってください